大野和士指揮都響(第848回定期演奏会)
○2018年1月20日(土)14:00〜15:40
○東京芸術劇場
○3階K列27番(3階最後列中央やや下手寄り)
○ミュライユ「告別の鐘と微笑み〜オリヴィエ・メシアンの追憶に〜」
 メシアン「トゥーランガリラ交響曲」(約76分)
(15-14-12-10-10、下手から1V-2V-Vc-Va、CbはVcとVaの間の後方)
〇P=ヤン・ミヒールス、オンドマルトノ=原田節

 1月18日の演奏と異なるように感じた点のみ以下にまとめておく。

 この日はほぼ満席の入り。
 1Vが1人少ない。
 原田の衣裳はよく見ると上着がハーフコートのようになっている。

 3階最後列で聴いたせいか、ピアノは高音のトリルも18日ほど突出することはなく、全体のアンサンブルの中にうまく収まっていた。
 第6楽章後半は音量を一段抑えて響かせる。
 第10楽章では速めのテンポで畳みかけてゆくが、愛のテーマはたっぷり響かせ、終盤で再びテンポを上げて一気に頂点へ。

 この日は事前アナウンスにもかかわらず3人ほど中途半端なブラヴォーのフライング。どうせフライングするなら思い切ってやってほしい。せっかくのいい演奏が台無しになる。

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